SED(表面電界ディスプレー)
キヤノンと東芝が共同で開発を進めていた新しいディスプレイだが、先週発売の延期が発表された。
SEDは、とても美しい画面なので大きく期待していたので残念なことだ。
液晶やプラズマの低価格化に対応するための発売延期と言うことだが、どうなるのか先行きが心配だ。
今現在大型ディスプレイは、液晶かプラズマの2種類が主流であるが、まだまだ美しさや鮮明さ、反応の早さなどでは、ブラウン管のディスプレイにはかなわない。ただ、ブラウン管のテレビが無くなろうとしている今、多少高くてもSEDが出ればそれなりの需要はあったように思える。
まあ、すでに巨額の開発投資を行っているにもかかわらず、1年も発売を延期すると言うことは、それなりの勝算があるということだろうし、SEDが液晶やプラズマと同じ価格で出て来るのであれば仕方の無いことかもしれない。それにしても本当にSEDが出たら、今の液晶やプラズマはどうなってしまうのか?
恐るべし日本の技術力を、世界に知らしめるためにも、キヤノンには頑張ってもらいたい。
SEDについては、以下URLに詳細説明があります。
http://web.canon.jp/technology/display/